コラム
建築レポート
【建築レポートvol.1】 建築家の自邸プロジェクト〜基礎工事編〜
チェックハウスの建築家・籾山が、自ら設計した自邸の工事がスタートしました。
普段はお客様の家づくりをサポートする立場ですが、今回は「自分自身が施主」となり、設計から施工、そして家族の暮らしまでを体感するプロジェクト。その第一弾として、地鎮祭から基礎工事の様子をお届けします。
▶“自邸ならでは”の地鎮祭とこだわり
通常は神主さんを呼んで行う地鎮祭も、今回は籾山自身が自ら執り行いました。(実はこれは、妻には少しだけ不評だった…と籾山。もしご自身で、と考えている方はぜひご夫婦でしっかりと話し合ってみてくださいね)
▶地盤を整え、未来の住まいの土台を築く

家を建てるための土台を作る基礎工事。まず残土処理からスタートしました。
ショベルカーで掘削し、ダンプカーで土を運び出すことで地盤を整形。その後、鋼製型枠を組み、鉄筋を組み上げる配筋工事へ。基礎工事は本当にやることがたくさんありますよね。

配筋工事では、正確な鉄筋位置が取れているかをしっかりと測定しながら施工が進められます。背筋は、基礎の強度や耐震性にも関わるから、とても大切な部分です。
天候に左右されやすいコンクリート打設ですが、梅雨時期を避けてスケジュールを組んだことで、無事に晴天のもと施工を行うことができました。

基礎は「ベタ基礎」を採用。一部中庭部分を布基礎にすることで、コストカットをしています。
1回目は全面にコンクリートを流し込み、続いて内周部の型枠を組んでから再度打設を行います。工期はおよそ3週間。工務店やハウスメーカーによっても異なりますが、今回はしっかりと時間をかけて進められました。
さらに、将来を見据えてタイルテラスの予定もしっかりと基礎から型枠を仕込み済み。「完成後の暮らし」を細部から具体的にイメージしながら工事が進んでいます。
▶住まいの“みどころ”

籾山邸の大きな特徴は、建築家としての視点と、施主としての家族の声を両立させている点です。
仕事が終わって自宅に帰ると、施主が待っている、そんな気分で過ごしていたと振り返る籾山。「奥さんと食事をしながら、施主としての希望を聞く」という日々を繰り返してプランが育っていきました。デザイン性だけでなく、“リアルな暮らしやすさ”を反映させているのも見どころの一つです。
また、籾山自身が唯一“自分の場所”と語るのがガレージ。設計者としてのこだわりと、趣味の時間を楽しむ空間としての役割を兼ね備えています。
▶工事は次のステップへ!

今、基礎工事が終わり、断熱施工やサッシの取り付けも進み、いよいよ中庭の全貌が見えてくる段階に入りました。
「かっこいい家になるのが楽しみ」と語る籾山。建築家の自邸プロジェクトは、これからますます見どころを増していきます。またレポートで少しずつご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
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